落日礼讃~ロシアの言葉をめぐる十章

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カザケーヴィチ 太田正一訳
「庭」「母国」「夕陽」などのさりげないロシアの言葉の奥に広がる大小さまざまな物語や豊かな感性を、日本に住むロシアの詩人が広大無辺な連想で織り上げていく連作エッセイ。読むほどに、いつしかロシアのふところ奥深くいざなわれ、いまだかつてない清新なロシア像を読者の心に刻む無類の一冊。