トンダ・モンタ 国連へ行く

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目次
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登場人物ガイド

日米安保、老人医療、年金など、積年の膿を一期四年で出しきって総理を退いたトンダ・モンタ氏が、今度は請われて国連事務総長に! 徳川助三郎(助さん)、徐格子(格さん)を従えて地球規模で神出鬼没、アメリカをギャフンといわせる大人のおとぎ噺、第二弾!併録の中川功氏との対談のメインテーマは北海道・常紋トンネル工事の強制労働の実態、現在の派遣労働問題の根っこを炙りだします。巻末に14か国語訳の憲法9条収録。(2009年刊)A5版 142p
【著者略歴】1914年、北海道小樽市に生まれる。第二次世界大戦の二度の従軍とその後のシベリア抑留を体験し、47年にシベリアより帰国。金融機関に勤務し、60歳で定年後、市民運動などに参加。86年に「戦争出前噺」と銘打って戦争体験を語り続けた。出前先は日本全国47都道府県と中国の南京師範大学におよび、出前回数は2009年12月末に1314回、聞いた人はのべ15万人に達した。2010年5月27日死去。