マリヤのための金

クリックで画像を表示
ラスプーチン 安岡治子訳
誰もが見放した小さな村の国営食料品店の販売員を引き受けた妻に横領の疑いが…。妻を救おうと奔走する夫、平凡な家庭を襲った不幸が村の人間関係をあばいて見せる。失われゆく社会のつながりを描いた表題作と中編「アンナ婆さんの末期」。
現代のロシア文学・第1期5巻