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サハリン在住コリアンの取材で15年間島に通った写真家が自然や人びとの暮らしをおりにふれ撮りためた素顔のサハリン。かつての日露国境の島・樺太の長い冬と短い夏、そして歴史を感じさせるモノクロ約100カット。さりげないアプローチでとらえた被写体にユーモラスな文章をそえて。
ソ連時代の都会暮らしを象徴する共同アパート「コムナルカ」。仕事も世代も異なる人々の生活が否応なく見えてしまう空間で日々繰り広げられる奇妙でほろ苦い人間模様を記憶をたぐりよせながら言葉でスケッチしていく画家のエッセイ集。
B6判 112ページ